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本記事の注意点
- 筆者は統計学も大学の応用数学もまじめに専攻してません!
- 自分が理解するためにかみ砕いた記事の為語弊もあります。
- 各単語や公式の成り立ちや背景にフォーカスをあてて書いているので、
この記事を読んで○○が解けるとかはないです。- 参考書というよりはエッセー感覚で読んでいただけると幸いです
不定積分
定積分
- こっちも大雑把にいうとに区分があるやつ
いきなり面積が求められるといわれてもという感じなのでイメージ図で掘り下げる
- グラフの区分
a
-b
の範囲の面積を下記図のように長方形を敷き詰めれば、まずグラフの面積の求めるアプローチ
のイメージはつくかも
- 上記イメージの射線部分の長方形の面積だけでいえば、たて×よこでとなる
- グラフ内の長方形は幅が狭くなればなる(
dx
が0に近ければ近い)ほど実際のグラフ面積に近似できる- なのである関数の区分
a
-b
の定積分はその原始関数とすると下記となる
- なのである関数の区分
- (2)の式で原始関数とかつかってるし微分ともかかわってるじゃん!
- この区分求積法を掘り下げると微分との関連性がでてくる
- N個の長方形の任意の1個を取り出したものの
k
はの範囲で自由に取れるので、
それに伴い長方形の面積は下記不等式が成立する- 最小の
k
を取るの値をm
、
最大のk
を取るの値をM
としている
- 最小の
- N個の長方形の任意の1個を取り出したものの
- 区分求積法を適用するにあたって、1つ目の長方形とそれ以外の長方形が出てくる
- この2つのエリアに分かれた長方形を足すことで求めたいグラフ面積が求まり、
を加味すると下記式が成立する - 各エリアに対して区分求積法をあてはめてグラフ面積になることを前提とした式になっているので、
諸々すっとばしたかなり乱暴な論法になってるのは否定しない
- この2つのエリアに分かれた長方形を足すことで求めたいグラフ面積が求まり、
- (5)のは長方形1個の大きさの為、
(5)を(4)に代入すると下記となる
- すべての辺をで割る
- すべての辺に対しを考えると、
長方形の幅が0に近づく区分求積法の考えに基づき、正しいグラフ面積に近づく - また長方形の幅が0に近づくということは、冒頭で説明した下記
k
の性質が成立しなくなる- N個が
∞
に発散するため長方形をグラフに敷き詰めるという概念がなくなるため
- N個が
N個の長方形の任意の1個を取り出したものの
k
はの範囲で自由に取れるので、
- この
k
の性質(の範囲で自由に取れる)が成立しないなら、k
はある一点に固定されるため、
の最大値、最小値M
,m
はk
により一意に求まるため下記が成立する
- そのため、式(8)の結果と合わせて式(7)は下記のような式になる
- 式10の中心項は左右の項の値が同値のため、さらに下記となる(はさみうちの定理)
- この定理の証明まではしないが、中心の項が一意な値に求まるのはイメージしやすい気がする
まとめ
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参考サイト・文献
- 区分求積法(基本編) | おいしい数学
- 本質の解法 数学Ⅲ+C〈行列・曲線〉( 旺文社)
- 導関数の定義のおさらい、公式の応用